2019年GW10日間を使って自転車ツーリング@アメリカに行ってきました。
ルートはLos AngelesからLas Vegasまでの約700km。
壮大なスケールの大自然に圧倒されました。
今回はツーリングの装備、その準備、概要について話をします。
詳細なルートについては、また別の記事にて。
日程
2019/4/27 HND -> KIX -> SZX -> LAX
4/27 LAX 23:00着
4/28 Los Angeles ~ Rosamond
4/29 ~ Ridgecrest
5/1 ~ Funace Creek
5/2 ~ Pahrump
5/3 ~ Las Vegas
5/4 ~ Los Angeles(レンタカー)LAX発
5/7 帰国
装備
飛行機の重量制限があるので自転車含めて40kg以内、かつ預け荷物二つになるようにします。
キャンプ想定で寝袋等も容易。テントは同行する先輩のものを一緒に使うことに。
服は3日間分くらいで洗濯しながら進みます。
ざっと上げてみるとこんな感じ
- かばん類
- 自転車関連用品
- 自転車
- ヘルメット
- 空気入れ
- ボトル
- キャリア
- 工具類
- スペアチューブ
- チェーンオイル
- ヘルメット
- 旅行用品
- キャンプ用品
- コッヘル
- シュラフ
- サーマレストZライト
暑さ対策に、と買ったmontbellのネックゲータが涼しげでよかったです。
ルート
詳細なルートはStravaを参考に。
一部、GPSが不調で正しく計測できなかった日があります。
今回のツーリングのポイント
Death Valley
今回のツーリングのメインスポットはDeath Valleyです。
世界最高気温56.7°Cを記録した死の谷と呼ばれる場所です。
世界最高気温記録場所...と警戒していましたが、今回は30℃前後だったかと思います。
むしろLA周辺は長袖でないと肌寒いくらい。
ただし、砂漠地帯は日差しはきついので日焼け止めは必須です。
宿泊
キャンプ用品は持っていきましたが、実は使ったのは一度だけで、他はすべてモーテルに泊まりました。1泊1部屋70~90ドルほどで2人で分けた感じです。Maps.meやGoogle mapでモーテルのある街を探しながら進みました。
自転車と寝る
風
実は当初は逆ルートを考えていて、ラスベガスからロサンゼルスを目指す予定でした。(LA行きの飛行機が遅延してLas Vegas行きのレンタカーが借りれなくなった)
結果としてはこれが後を奏して、大半の経路で追い風で走ることができました。
アメリカは風を遮るものも何もない道路を行くことになるので風向きを考慮してルートを決めることがツーリングの難易度に大きく関わります。
遮るものなどない
補給地点
これが辛かったところ。補給地点が結構限られます。
車社会のためか次の町まで100kmお店無しとかザラです。
事前に食料や水は買い込んでおいて、日中はひたすら100km走り続け、集落についたら翌日分含めて買い込む...という感じです。
重量もかさむので結構気を遣う部分でした。
休む場所もなく道端で休憩
情報収集
現地の情報収集用にSIMカードを買ってきました。が、残念ながらdeath valley周辺は圏外で使えず。残念ながらあまり活用出来ませんでした。Los AngelesやLas Vegasでは問題なく使えたので、場所がニッチ過ぎたのかもしれません。
まとめ
アメリカをツーリングするのは今回が初めてでしたが、日本とははるかに違うスケールの大自然を感じることができました。そのスケールの大きさも相まって、自転車ツーリングの難易度は低くなく、延々と続く道を走り続けたり、補給のない道と容赦ない日差しで体力を奪われたり...と、結構ハードなところも多々あるのも事実です。しかし、日本では絶対に味わえない体験がそこにありました。
なかなかまとまった日程が無いと行きにくいですが、広大な自然を見に行く価値はある国です。まだまだ行きたい場所がたくさんあると改めて感じさせるツーリングでした。
また各日程の細かなルートについては別の記事にて
ではでは