たびのき

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自転車ツーリングや登山、海外旅行の情報を中心にゆるりと書いています。

2025/05 GW ベトナム〜ホーチミン3泊4日〜

2025GW 1歳児を連れて長期でアジア(バンコクホーチミン、香港)を巡りました。

バンコクの記事に続いて、ホーチミン滞在についてこちらの記事でまとめたいと思います。バンコクの記事は以下をご覧ください。

kohei-tourist.hateblo.jp

簡単サマリ

  • ホーチミン市内で3泊4日で滞在。移動はGrabでの移動が便利で、子連れに最適なアパートメントタイプのホテルに滞在。

  • 巨大テーマパークのスイティエン公園や新しく開通したホーチミン・メトロの利用方法を紹介。

  • バインミーが絶品のカフェ、ベトナム風オムレツのレストラン、そして活気あふれるベンタイン市場など、多様なベトナムグルメも楽しめる。

ベトナム

ベトナムは東南アジアのインドシナ半島東部に位置する国です。首都はハノイですが、ホーチミン市は南部最大の都市であり、経済・文化の中心地となっています。

  • 首都: ハノイ (Hanoi)
  • 公用語: ベトナム語
  • 通貨: ベトナムドン (VND)
  • 主要な宗教: 仏教(大乗仏教)、カトリックなど。
  • 気候: 国土が南北に長いため、地域によって異なります。ホーチミンを含む南部は熱帯モンスーン気候に属し、年間を通して高温多湿です。乾季(11月~4月)と雨季(5月~10月)に分かれます。4月は乾季の終盤で非常に暑く、暑さ対策が必要です。
  • 日本との時差: -2時間(日本が正午のとき、ベトナムは午前10時)

長い歴史と豊かな文化を持ち、美味しいベトナム料理、美しい自然、そして歴史的な建造物など、多様な魅力に溢れた国です。

旅程

入国準備

2025年4月現在の情報に基づき、ベトナムへの入国に際して行った準備をご紹介します。最新の情報は常に変動する可能性があるため、大使館や航空会社の公式サイトなどで必ずご確認ください。

www.vn.emb-japan.go.jp

  • パスポート: 有効期限が滞在期間+6ヶ月以上必要

  • ビザ: 今回の入国タイミング(4月末)では短期滞在(観光目的)であれば、日本国籍の場合、特定の期間内(通常15日、現在は45日間の滞在が可能)はビザ無しで入国可能でした。

ベトナムでも電子ビザ(E-visa)の導入が進んでいますが、現時点(2025年4月)で日本国籍の短期観光客に義務付けられている電子到着カードのような制度はありません。しかし、今後の変更に備え、渡航前に最新情報を確認することをお勧めします。

飛行機

バンコクからホーチミンへのフライトはタイ航空を利用しました。2歳未満までは無料で搭乗可能です。

今回UAマイルを利用して大人2名の座席予約をしていたのですが、バンコクでの搭乗手続きの際に子どものチケットの発券(無料)が改めて必要になり、手続きに1時間ほどかかりました。他社マイル予約+子どもの発券というイレギュラーケースは少し余裕を見て搭乗手続きに向かうことをお勧めします。

また、バシネットの予約も受け付けているそうです。詳細は以下のタイ航空のサイトをご覧ください。

https://www.thaiairways.com/ja-jp/content/special-assistance/traveling-with-infants/

バンコク ~ ホーチミンのフライト時間は1時間30分ほどです。

子連れの過ごし方

バンコクと比べるとホーチミンはかなり混沌としたアジアの都市という印象です。道路も混雑していて数多く原付が走っています。ただ、大きなデパートなどいくつかあり、子ども向けの商品の取り扱いもあります。ただ、バンコクと比べると主要なデパートなどに行かないと買えない印象でした。

フルーツなどを中心に子ども向けのご飯を調達しつつ、オムツなどは引き続き持ち込んだものを使い続けてました。お尻拭きなどはホテルの近くのイオンマートで購入したもの利用していました。

また5月のホーチミンはかなり暑いので、子どもの熱中症対策をしつつも体力はかなり消耗する可能性が高いです。なので長時間の外での行動は控え、午前に出かけてお昼を済ませてホテルに戻ってお昼寝して、夕方くらいにまた外出する、というパターンで行動していました。

1日目〜ホーチミン到着〜

バンコクを17:35に出発し、ホーチミンには19:05に到着しました。

ホーチミン空港は綺麗に整備されたバンコクの空港と雰囲気は一気に変わって、アジアの混沌とした気配を感じさせます。

到着が遅いことを考慮して、この日は空港すぐ側のホテル(IBIS SAIGON AIRPORT)に宿泊しました。空港から歩けそうな距離ですが、大きな道路に囲まれていて徒歩だと行きにくいです。

翌日からの本格的なホーチミン観光に備え、早めに就寝。

2日目〜ホーチミン市内観光と歴史に触れる一日〜

旅の2日目はホーチミン市内の主要なスポットを巡りました。

ホーチミン市内も基本移動はgrabを利用。国を跨いでも同じアプリが利用できるのはとても便利です。

カフェアパートメントでランチ

最初にホテルに荷物だけ置かせてもらい、まずはレトロな雰囲気が魅力のカフェアパートメントへ。各部屋が趣のあるカフェやショップになっています。

入り口はこんな感じでまあまあ入りにくさがありますが、強い気持ちで入りましょう。

エレベータは使用料を取られます。(日本円で十数円程度ですが)

今回訪れたのはこちらのお店 GOOD DAY tea and coffee

ここで本場のバインミーと香り高いベトナムコーヒーを楽しみました。

バインミーはサクサクのパンが絶品。ベトナムコーヒーも甘いスイーツスタイルのコーヒーで美味しかったです。

カフェアパートメントが面しているグエンフエ通りでは中心に遊歩道があり、ベトナム終戦50周年記念セレモニーの展示物が見られました。

 

終戦50周年記念セレモニーは各所で行われており、街全体がお祝いムードに包まれていました。ベトナムの歴史と現代の活気が交錯する様子を肌で感じます。

滞在ホテル Somerset Chancellor Court

ある程度街中の散策を終えたら一度ホテルに戻りました。

ホーチミンで泊まったホテルは Somerset Chancellor Court

バンコクで泊まっていたのと同じようにアパートメントタイプのホテルです. 

子連れには洗濯機もあってちょっとしたキッチンもあるアパートメントタイプのホテルが大変助かります。

ホテルの隣にはイオンマートやPHUC LONGというコーヒーチェーンもあります。イオンマートでパンやフルーツ、ヨーグルトを買って朝ごはんにしていました。

ベトナム料理が楽しめるレストランで晩御飯

少しホテルで休憩して晩御飯を食べに行きます。geminiで調べてお勧めしてもらったベトナム料理のお店Hai's Restaurant へ。

ベトナム風オムレツバインセオが絶品です。ライスペーパーに巻いて食べます。

他にも春巻きやチャーハンなど、どれも美味しかったです。

ちなみにお店の近くにベビー用品を扱う大きなショップがありました。日本のオムツやベビーフードも扱いがあったのでこども用品で何か困った時はこちらで買い物も便利でした。

3日目〜スイティエン公園と新鉄道で市内探索〜

スイティエン公園へ

3日目の午前は子どもも大人も楽しめる巨大テーマパークスイティエン公園へ遊びに行きました。特にウォーターパークでは、奇界遺産でも有名なユニークな作りが印象的で、趣向を凝らしたアトラクションがたくさんあり、一日中飽きずに遊べる場所になっています。

grabでスイティエン公園へ向かいます。ホテルから車で30分程度の距離です。

チケットセンターの様子。混雑しています。

スイティエン公園はウォーターパーク以外にも遊園地のようなエリアもありますが、どのエリアに入るかによって料金が異なります。

今回は事前にklookでウォーターパークのみのチケットを買うことができたので、カウンターで発券してもらいました。

メインゲートからもう派手です。

ですが、ウォーターパークのみの場合は入り口がこのメインゲートとは異なるので5分ほど歩くことになります。

ウォーターパークまでの道のりはこんな感じのローカルロード。ただ、目的地の巨大な山のオブジェは見えるので迷うことはなさそうです。

入り口はこんな感じでメインゲートと比べるとだいぶコンパクトです。

入場して更衣室で水着に着替え、荷物を預けていよいよウォーターパークへ

なんか存在感がすごい壁に囲まれていますが、ウォーターパークとして設備が充実しています。1歳児も遊べる浅瀬もあり、十分楽しむことができました。

ホーチミンメトロ

お昼近くにウォーターパークを後にし、スイティエン公園に隣接している新しく開通した鉄道ホーチミン・メトロを使ってホーチミン中心部に戻ります。

ホーチミンメトロは2024/12に開通したばかりの新しい鉄道です。建設には日本企業も多く関わっていたそうです。車両や駅の雰囲気など日本に近い雰囲気を感じます。

自動券売機は使えないようになっていタノで窓口でチケットを購入しました。

鉄道はなかなか快適です。

とりあえず市内中心エリアのバソン駅まで電車に乗って近くのレストランでお昼を食べました。今回訪れたレストランはこちら。

ここでいただいたベトナム麺料理はボリュームもあって美味しかったです。

ブンティットヌン: 米粉麺を使用した汁なし混ぜそば

ブンチャー: 甘めのタレに、ブンという米粉麺をつけて食べる

ベンタイン市場、Central Marketで晩御飯へ

昼食を済ませ、少しホテルに戻って休憩した後、再び夜ご飯を食べに中心部へ。
中心部にあるベンタイン市場へ。食品、衣料品からお土産までなんでもあり、活気に満ちています。

少し周りを散策した後、ベンタイン市場から10分ほど歩いた先にあるCơm Tấm Saigon- Central Marketへ向かいました。ここにも市場はあるのですが、最近作られたフードコートがあります。とても綺麗です。

ベトナム料理以外にもさまざまな多国籍の料理が楽しめる場所になっていました。

特に美味しかったのがこのベトナムスイーツ「チェー (Che)」

豆、芋、ゼリー、フルーツなどをココナッツミルクなどと一緒に混ぜていただきます。いろんな組み合わせがあって楽しめます。 

4日目〜ホーチミン出発、香港へ〜

お昼のフライトで次の目的地である香港へ向かいました。

短期間の滞在でしたが、ベトナムのの多様な魅力に触れることができ、タイとはまた違った雰囲気を楽しむことができました。

まとめ

ホーチミン3泊4日の記録をまとめてみました。

バンコクと比べると少し混沌とした雰囲気を感じますが、大型のデパートや鉄道インフラも整備されており子連れでも困ることなく滞在することはできました。今回もアパートメントタイプのホテルを活用することで子供の様子を見ながら柔軟に行動できたのも良かったです。

郊外にあるスイティエン公園も中心部からそれほど離れていないのでぜひ足を伸ばしてみることをお勧めします。

また、何よりベトナム料理は種類も豊富でどれも美味しかったです。ベトナム料理を巡るだけでも十分に楽しめると思います。