赤城大沼でワカサギ釣りに行ってきました。
山でも自転車でもキャンプでもないですが、
なかなか面白いイベントだったのでブログに書いてみます。
氷上ワカサギ釣り
たまにテレビとかでやってる、氷をゴリゴリ削って小さな魚を釣るアレです。
ワカサギ釣りだけであれば、氷上でなくとも湖で船に乗って行うタイプもあります。
が、今回は氷をゴリゴリ削って釣るというイベントもやってみたかったので
氷上ワカサギ釣りにこだわってみました。
いつ、どこでできるの?
氷上ということで、全面凍結した湖のある場所と時期に限定されます。
ざっと調べたところ主に下記のエリアが有名のようです
時期: 1月上旬 ~ 3月上旬
北海道: 阿寒湖、網走湖
時期: 1月下旬 ~ 3月上旬
関東:群馬県赤城大沼
時期: 1月下旬 ~ 2月中旬
今回は関東圏でアクセスしやすい群馬県の赤城大沼へ行ってみました。
新宿から車で2時間半ほどでアクセス可能です。
今回2月下旬に行った際は、赤城大沼への道路はよく除雪されていて
スタッドレスタイヤのみで十分走行可能でした。
どんな準備がいるの?
氷に穴を開けて、湖面でじっと寒さに耐えながら釣りをする必要があるため
防寒装備と釣り用具、氷上釣りのための備品(アイスドリルや防風テントなど)が必要になります。
赤城大沼では釣り用具、氷上釣りのために必要な道具はレンタルすることができます。
今回は赤城大沼グリーン荘さんで一式レンタルしました。
テントなどは数が限られるので、土日は予約必須です。
防寒用品もグリーン荘さんのサイトでよくまとめていただいてるので
引用します。
ガッツリスキーや雪山に行くような防寒装備を準備していきました。
それでも末端は凍りつくように寒かったです。
実際にやってみた
群馬県道4号前橋赤城線を走って赤城大沼へ。
おのこ駐車場に車を停めます。
ゆっくり目に出てしまったので10時ごろ到着した時にはすでに車でいっぱいでした。
レンタルの予約をしてたグリーン荘へ。
用具をレンタルし、アイスドリルの使い方、釣り方のビデオも見てやり方を学びます。
その際、店主の方から「もっと早い時期に来なきゃ. 1匹釣れたらいい方だよ」と言われ早速雲行きが怪しい感じがしてきます。
が、とりあえずやってみよう!ということで赤城大沼へ
どこが湖なのかよくわからないくらい一面凍結して雪に覆われていました。
すごい!
防風テントを運びながら湖面を歩いてスポットを探します。
雪原を放浪している気分
適当な場所を見つけて早速アイスドリルでゴリゴリ穴を開けてきます。
ゴリゴリゴリゴリ...
ゴリゴリゴリゴリ...
全然穴が開きません
ゴリゴリゴリゴリ...
ゴリゴリゴリゴリ...
少しずつドリルは進みますが、マジで穴が開きません
しかも天気も悪化してきます。風がやばい
ゴリゴリゴリゴリ...
ドリルの使い方が悪かったのか、結局1時間30分ほどかけて穴を開けました。
感動の開通
そもそも2月下旬になると氷の暑さは80cmにもなるらしく、穴を開けるだけでも一苦労とのこと。
天気は一向に改善せず、腕もパンパンになってすでにグロッキーな感じですが
ワカサギ釣り開始。
寒さの中じっと待ちますが、じわじわと末端が冷えてきます。
そもそもワカサギのヒットはかなり小さいらしく、隙間風で釣り竿も煽られてもはや何がヒットかわかりません。
外はテントがなかったら一瞬で逃げ出したくなるような暴風雪...。
撤退しよう...
わずか30分で無念の撤退となりました。
我々は何の成果も得られませんでした。
悔しかったので、ドライブイン名月館さんでワカサギフライを食べました。
美味しかったです。
ちなみにこちらの特製カレー切り込みうどんが絶品でした。おすすめです。
めちゃ太い麺が入ってます。
まとめ
氷上ワカサギ釣りをしに赤城大沼へ行って、すぐに撤退してきました。
アイスドリルがとてつもなく大変でしたが、振り返れば非日常感満載で楽しかったです。
1月中の早い時間帯(7時〜8時)が一番釣れるとのことです。
次回はその時間帯に行きたいと思います。