コロナ禍になってからの海外シリーズ第二弾、韓国へ行ってきました。
観光は別途まとめようと思いますが、まずは2023/2時点での韓国入国にあたっての注意事項やアクセスについてまとめて行きたいと思います。
入国準備
2023/2現在の情報でまとめています。最新情報はコロナの感染状況等で日々変わりますので、必ず在大韓民国日本国大使館のホームページをチェックしましょう。
2023/2時点で、90日以内の観光滞在で韓国入国する際はビザが不要ですが、ビザ無しの場合は、空機・船舶搭乗の72時間前までにK-ETAへの申請が必要です。また、Q-CO DEへの登録も呼びかけられています。
K-ETA
K-ETAはアメリカのESTAのような、電子申請で旅行許可を得る仕組みです。
申請先はこちら
申請の方法は、在韓国領事館のホームページ等でマニュアルが作られているので、それらを参照すると安心です。
若干マニュアル変わっているところもありましたが、以下のページで参照できました。
Q-CODE
Q-CODEは韓国入国の際の検疫情報を登録しておくシステムです。
パスポート情報やフライト情報、ワクチン接種の状況などを登録します。
記載方法については、近畿日本ツーリストのページで記入例を公開いただいているので
参考にすると良いと思います。
ちなみにこのQ-CODEは韓国入国、滞在中自分は一度も使うことはありませんでした。
一応登録して備えておくものだと思います。
アクセス
韓国は数少ない日本から海路でも行ける海外の一つ。
今回は行きは海路で博多から釜山へ、帰りは空路で仁川からpeachで帰ってきました。
海路~博多からQUEEN BEETLEで釜山へ~
JR九州グループが運営する高速船(QUEEN BEETLE)を利用しました。
新型コロナで2020/3から運休していましたが、2022/11に再開されました。
ネットや電話で予約することができます。
料金とダイヤ
料金は燃油代等で変動しますが、2023/3時点で福岡〜釜山で17600円~で紹介されています。ちょっといい座席とアメニティのついたビジネスクラスもあります。
2月はキャンペーンでビジネスクラスも少し安くなっていました。
時刻表は以下のページで
時刻表 | 福岡から韓国(釜山)に行くならビートル(BEETLE) | JR九州高速船
博多〜釜山を約3時間40分で移動できます。
2023/2時点では, PM15:00ごろ博多発の便がありましたが、2023/4から朝9:00博多発のみになるようです。
乗船〜釜山到着までの流れ
博多港国際ターミナルへは車がなければ、バスかタクシーになります。
博多駅から20分ほど
博多港国際ターミナル周辺はお店も少ないので、何か必要であれば事前購入がおすすめ
ネット予約した時の情報を窓口で伝えたら、出国審査手続きを待ちます。
時間になったら空港と同様の出国審査を通っていよいよ乗船です。
出国したのに誤って外に出れないように、囲われた通路に沿って乗船します。
乗船。船内はカラフルな内装で綺麗です。
2月頭の金曜午後発の船でしたが、あんまりお客さんはいませんでした。
自転車乗りとしては注目しちゃうのが、自転車ラックがあること。
博多から自転車で釜山へ...というのもいいかもしれません。
ビジネスクラスの座席. ゆったり座れるシートになっています。
下記は、ブースに区切られて少しプライベートな空間が確保できるタイプの座席。
ビジネスクラスは飲み放題自販機があります。
アメニティはスリッパや目隠し、消毒用アルコールなど
高級感があります。
博多港を出て2時間. 対馬に沿って北上します。それなりに船は揺れます。
島の近くを進むので、携帯が結構繋がります。
3時間ほどで釜山の街が見えてきます。高層ビルがいっぱい
19:00ごろ下船. すっかり暗くなりました。
空港と同様の入国審査を経て釜山へ到着です。
審査自体は淡々とパスポートを出して終わりでした。ワクチン情報等の確認も特にありませんでした。
空路~仁川からpeachで羽田へ~
仁川空港からの帰路
安ければ片道6000円前後で飛べますが、羽田に深夜1:00くらいに着くので注意です。
仁川空港はとにかく、でかい。
ソウルから電車で1時間弱かかるので注意です。東京〜成田の感覚に近いです。
マレーシアの時もそうでしたが、2023/2時点でも日本帰国便に乗る前に、搭乗カウンターでワクチン接種証明の有無の確認がありました。
帰国時のVist Japan Webの対応
日本帰国後は、検疫の手続きが必要になります。
2023/2時点での検疫の方法は、2022/9のマレーシア帰国の時に求められてたMySOSアプリでの対応から、Visit Japan Webを使った方法に変更になっていました。
2022/9 マレーシアの時の記事はこちら
2022/09 マレーシア 〜コロナ禍の海外旅行準備編〜 - たびのき
上記のURLにアクセスして、アカウント作成と必要事項の登録をしておけば
帰国時に画面を出すだけで手続きが簡単に終わります。
もちろん、Visit Japan Webを使わなくても帰国後に対応することもできますが
そこそこ時間がかかりそうなので、事前に対応しておくのが無難です。
(2023/5更新)
2023年4月29日以降に入国される方については、有効なワクチン接種証明書又は出国前検査証明書の提示が不要となりました。
帰国時の検疫対応は半年間でもかなり変わっているので
海外に行く際は手続きが今どうなっているのか都度確認しておくと良いと思います。
検疫の話から逸れますが、税関の申請もVisit Japan Webで対応できるようになりました。いつも書いてた黄色い紙を使わなくてもいいので便利です。
おまけ〜深夜の羽田〜
深夜0:50に羽田に着くわけですが、、、公共交通は動いていません。
かつては深夜バスもあったのですが...2023/2時点では新型コロナによる需要減で運休になっています。なので基本はタクシーで帰るか、近隣のホテルに泊まる、という選択肢になってしまいます。
peachでは早朝深夜便向けのホテルプランを案内していますが...コスパがいいとはあんまり言えないのが現状かなと思います。
羽田空港からは定額タクシーも出ています。事前予約が必要なので利用したい方は申し込んでおくと良いです。