コロナ禍になってからの海外旅行シリーズ第二弾、韓国へ行ってきました。
今回はソウルと日帰りで行ったDMZツアーについてまとめます。
韓国旅行については以下の記事でもまとめています。
ソウル
韓国の首都ソウル。高層ビルが立ち並ぶ巨大な都市です。
ソウルは緯度で言うと新潟と同じくらいで、2月は平均気温1度くらいとかなり寒いです。ただ、湿度が低くカラッとしているので雪の心配はありません。
観光最大の空港である仁川から電車で約1時間ほど。
今回は釜山からKTXでアクセスしましたが、釜山から約3時間ほどかかりました。
ソウルも非常に巨大な都市なので数多くの観光スポットがありますが
今回は明洞、梨泰院と日帰りツアーで行ったDMZツアーについてまとめます。
明洞(ミョンドン)
ソウルのお買い物スポットといえば、この明洞(ミョンドン)
ソウル最大の繁華街で、デパートやコスメ等の様々なお店が並び、また夕方になると屋台も並ぶという巨大な商業地区です。
地下鉄4号線の明洞駅か2号線の乙支路(ウルチロ)入口駅からのアクセスが便利です。
夜のメインストリートはとても賑わっていました。屋台もたくさん出ています。
お手頃に韓国コスメが買いたければOlive youngが安くて品揃えも豊富で良かったです。
ロッテ百貨店に行けば充実した免税コーナーもあります。
お茶で作るミルクティが味わえるカフェMETCHAで一息
程よい抹茶の苦味が美味しかったです。
旅の疲れを癒すならこちらのミナミエステサロンが良かったです。
日本語が上手な方が多いのも助かります。
梨泰院(イテウォン)
netflixのドラマ梨泰院クラスでお馴染みの街でもあり、昨年の悲しい事故があった街にもなってしまいました。
ソウルの中でも最も外国人率が高いエリアだそうです。
地下鉄6号線の梨泰院駅か、緑莎坪駅(ノッサピョン)からアクセスが便利。
梨泰院クラスロケ地巡りが楽しめます。
最初のタンバム。ちゃんとポスターも貼ってあります。
劇中何度も出てくる歩道橋はノッサピョン駅からすぐ
ソウルタワーが見える夜の景色が美しいです
夜はこちらのテフン精肉食堂でサムギョプサルをいただきました.
ジューシーなお肉が最高です。
DMZツアー
VELTRAを使ってソウル発着のツアーを申し込みました。
午前プランで昼食なしのプランになります。
出発〜イムジンカク公園
朝7:00ごろにコリアナホテルへ集合して、ツアーバスに乗り込みます。
日本語ツアーと英語のツアーと半々で乗っていました。
バスに揺られること1時間30分ほどで、臨津閣(イムジンガク)公園へ到着します。
観光地として整備されています。いくつか飲食店があり、朝ごはんを食べることができます。ちなみに2月のこの場所はとても寒いです。氷点下近い温度でした。
軍事境界線からわずか7kmの地点まで、ソウルからあっという間に着くことに衝撃。
今回はバスツアーでしたが、ちなみにここまでは自力で行くこともできます。自力で行ける北朝鮮にもっとも近い場所と言うことになります。
ここでDMZツアーの手続きを進めつつ、あたりを散策します。
公園として綺麗に整備されていてなんと遊園地もあります。ART Projectなる催しも
朝鮮戦争の記録を感じ取れる自由の橋や蒸気機関車などを見ることができます。
DMZ/トラ展望台
1時間ほど散策したのち、再びバスに乗っていよいよDMZへ
DMZの韓国側境界線である南方限界線上に建てられた韓国最北端の展望台「都羅(トラ)展望台」へ向かいます。
都羅展望台に登ると、軍事境界線周辺の風景が見えます。
霞んでいてわかりにくいですが奥が北朝鮮側。韓国との軍事境界ラインが見えます。
すぐ向こうに見えるのに、その間には大きな隔たりがあります。
ちなみにこの展望台には電子双眼鏡もあって、北朝鮮側をガッツリ見える状態になっています。昔は撮影もNGだったらしいですが、徐々に緩和されているようです。
第三トンネル
しばし軍事境界線の風景を見たのち、再びバスに乗り込み第3トンネルへ
第三トンネルとは1978年に韓国が3番目に発見した、北朝鮮とソウルをつなぐ地下トンネルです。
トンネル周辺は公園や展示施設が作られています。
こんなカラフルにDMZって描かれているのがシュール。
第三トンネルは途中まで潜ることができます。トロッコで潜るルートと、歩いて潜るルートがあります。トンネル内は撮影不可でした。
トロッコの乗り場はこんな感じ。
今回は、トロッコの時間が合わず徒歩ルートで進みました。
トンネル内はひんやりしていて、鍾乳洞のような感じ。天井が低くヘルメットに何度か助けられる場面も多かったです。足元は整備されていて歩きやすくはなっていますが、帰り道は坂を登って帰ることになるので注意が必要です。
統一村〜弘大(ホンデ)へ
第三トンネルを観光した後は、民間人統制区域内部にある唯一の村「統一村」をバスで通過してソウルへ戻っていきます。
統一村に住んでいる人は、危険を伴うエリアに住んでいることで、納税免除などの優遇措置が取られているそうです。ただ、一日中警備された中での生活となり、村から出る際の時間も管理されているそうです。
まだあくまで休戦中であることを改めて感じさせられるツアーとなりました。
13:00ごろにソウル、弘大(ホンデ)まで戻ってきました。
半日のツアーでしたが、軍事境界線など日本に住んでいる中ではなかなか感じられない体験ができる満足度の高いツアーでした。